一般ニュース 7月2008年
   
30/07/08 事故原因と思われる酸素ボンベの部品が見つかる−カンタス航空事故
30/07/08 11月末でディクソン社長が退任、後継者にジョイス氏−カンタス航空
30/07/08 Vオーストラリア航空がシドニー/ヨハネスバーグ線の運航を計画
30/07/08 オーストラリアの消費者物価指数が年率4.5%に
23/07/08 1,500人の人員削減を発表 − カンタス航空
23/07/08 メルボルンへの就航を近々発表 − エティハド航空
23/07/08 今年第2四半期のオーストラリアの輸出額が記録的な増加
16/07/08 メルボルンでのF1グランプリ開催はあと7年は続く−ビクトリア州
16/07/08 パースからシンガポールへデイリーで運航−ジェットスター航空
16/07/08 12月にブリスベン/ロサンゼルス路線を開設−バージンブルー航空
09/07/08 航空会社がシドニー空港の離発着禁止時間の撤廃を要求
09/07/08 オーストラリアの貿易収支が4月に黒字になるも5月は赤字に戻る
09/07/08 オーストラリア線就航は来年以降 − ライオン・エアー
02/07/08 今月も金利の据え置きを決定 − 連邦準備銀行
02/07/08 ニュージーランドが景気後退に突入
02/07/08 燃料費高騰による合併の噂を否定−カンタス航空、シンガポール航空

                                              

07月30日2008年 事故原因と思われる酸素ボンベの部品が見つかる−カンタス航空事故
  ロンドン発メルボルン行きのカンタス航空のフライトが、7月25日に経由地の香港を離陸直後、機体に直径1.5mの穴が開きフィリピンのマニラ空港に緊急着陸した。 マニラでこの事故の調査を行なっているオーストラリア運輸安全局(ATSB )のネビール・ブライス主任調査官は、「機体からなくなっている酸素ボンベの部品であるバルブとハンドルが機体に開いた穴の近くで発見された。 しかし、貨物室にあった第4酸素ボンベはまだ見つからない。 発見された部品を分析していくが、今のところ何が原因だったかは言えない」と話した。 ATSB は以前、機体の穴近くにある13個の酸素ボンベ(大きさはスキューバ・ダイビングのタンクを同じ)のうち1個がなくなていると発表していた。 調査では、機体の金属疲労が原因との見方も排除していないが、酸素ボンベが破裂した可能性を第一に調査している。 (Source: Australian, 29/07/08 " Jet's oxygen bottle parts found")  
07月30日2008年 11月末でディクソン社長が退任、後継者にジョイス氏−カンタス航空
  カンタス航空は、11月末にジェフ・ディクソンCEOが退任し、その後継者としてアラン・ジョイス氏が就任すると発表した。 ジョイス氏は現在、ジェットスター航空のCEOの職にある。 ジョイス氏は即日カンタス航空の取締役に就任し、最高経営責任者(CEO)としての業務を行なうことになる模様である。 ディクソンCEOは、7年間に渡り同社のCEOを勤め、退任後も来年の3月までコンサルタントとして同社に残る。 ジョイス氏は、2000年からカンタス・グループに入り、それまではアンセット航空やアイルランドのエア・リンガス航空の上級管理職を歴任している。 (Source: ABC, 28/07/08 "Jetstar CEO takes over as Qantas chief")
07月30日2008年 Vオーストラリア航空がシドニー/ヨハネスバーグ線の運航を計画
  バージンブルー航空の国際線子会社のVオーストラリア航空が、 国際航空委員会(IASC- International Air Services Commission)にシドニー/ヨハネスバーグ間を週5便で運航する申請をし、カンタス航空の高収入路線に参入する。 この動きは、今月1日にオーストラリア政府が南アフリカ政府とのオープンスカイ政策に合意したことを受けたものである。 Vオーストラリア航空は、2009年10月1日から361座席ある777-300ER.を使用して運航することを計画している。 現在、この路線はカンタス航空のみが運航をしており、南アフリカ航空はカンタス航空と共同運航を行なっている。 IASCはすでにカンタス航空に対して、同路線の週2便の増便を許可しており、2009年7月31日までにカンタス航空はこの権利を行使しなければならない。 Vオーストラリア航空にとって、南アフリカは第2番目の国際路線となり、すでに今年12月にシドニー/ロサンゼルス、来年3月にブリスベン/ロサンゼルスの運航を決定している。 (Source: Travel Weekly, 23/07/08 "V Australia to South Africa")
07月30日2008年 オーストラリアの消費者物価指数が年率4.5%に
  オーストラリアの今年第2四半期(4月-6月期)の消費者物価指数(CPI)が発表された。 インフレ圧力がさらに加わり年率にして4.5%となり、オーストラリア準備銀行(RBA)が目標としている数値(3%)を大きく超える結果となった。 オーストラリア統計局(ABS)が発表した統計によると、第2四半期のCPIは、1.3%を記録した第1四半期(1月-3月期)からさらに上昇して1.5%となり、年率にして第1四半期の4.2%から4.5%になった。 エコノミストたちの予想では、第2四半期は1.3%で、年率4.3%となっていた。 エコノミストたちは、今回のCPIの上昇を受けて、RBAが直ちに金利の引き上げを行なうことはないと見ているが、早期の金利の引き下げはなくなり、今後も金利の引き上げ懸念が残ることになった。 RBAは、今後もインフレ率が高まり、金利引き上げの可能性もあるが、一方、経済が減速している兆候も見られるとしている。 (Source: AAP, 25/07/08 "Annual inflation rate up to 4.5 percent")
07月23日2008年 1,500人の人員削減を発表 − カンタス航空
  カンタス航空は、増加する燃料費に対処するために、管理職を含む1,500人の人員削減を12月までに行なうと発表した。 同社のジェフ・ディクソンCEOは、今回の人員削減の発表はまことに残念に思い、今回が合理化による最後の人員削減になることを望んでいると話した。 今回の人員削減ではどの部署が一番大きく影響を受けるのかとの質問に、ディクソンCEOは、「すべの部署を対象にしているが、今後社内で検討しなければならないので今は言えない。 しかし、一般職員だけでなく管理職も対象となる。 オーストラリアの従業員の一部に対し希望退職を募集し、海外の従業員は解雇となるが200人以上にはならない。 航空会社は最も厳しい状況に置かれている産業のひとつである。 我々のコストは昨年と比べて20億ドル増えている。 私としてはこれが最後となることを望んでいるが、今後の原油価格を予想することは出来ない。 しかし、カンタス航空としては、今年末のシドニー/ブエノスアイレス線の就航含めて拡大計画は維持していく」と話した。 (Source: Travel Weekly, 18/07/08 "Qantas to axe 1,500 jobs")
07月23日2008年 メルボルンへの就航を近々発表 − エティハド航空
  エティハド航空は、オーストラリア線の拡大を進めるために、今月末にアブダビ/メルボルン間の就航を発表する予定にしている。 同社はシドニー線とブリスベン線に加えて、2009年第1四半期にメルボルン線を開設するとされている。 現在のシドニー線とブリスベン線の高い搭乗率を受けて、メルボルンはデイリー運航になると予想されるが、詳細は7月28日に発表される。 メルボルンへの運航は同社の戦略を変更するもので、今まで同社はビクトリア州のマーケットにおける、同じ中東のエミレーツ航空の大きな存在感を懸念していた。 しかし、戦略を練り直した結果、同社のジェームス・ホーガンCEOは、メルボルンやパースへの運航を今年の初めに示唆していた。 これは同社がオーストラリア市場での成長の確信を表したものである。 また、同社はすでに、10月21日からシドニー線を4便増便し週11便にすることを発表しており、ブリスベン線も現在の週3便からデイリーになる可能性が高まっている。 昨年署名した航空協定では、エティハド航空は2010年までに週28便増便できることになっている。 (Source: Travel Weekly, 17/07/08 "Etihad to fly to Melbourne")
07月23日2008年 今年第2四半期のオーストラリアの輸出額が記録的な増加
  今日発表された統計では、鉄鉱石や石炭の価格が大幅に上昇したことにより、オーストラリアの今年の第2四半期(4月-6月)の輸出額が過去最高のペースで伸びていることが分かった。 オーストラリア統計局(ABS)の発表では、第2四半期(4月-6月)のオーストラリアの輸出額が、第1四半期(1月-3月)と比べて13.5%増加した。 ちなみに第1四半期は前四半期より3.5%しか伸びていない。 今年6月までの過去1年間では13.3%増加している。 ABSは、「この第2四半期の大幅な増加は1974年9月以来の記録である。 この大幅な増加の要因となったのは、石炭、コークス、煉炭の輸出価格が54.2%、金属鉱石と金属スクラップの価格が27%増えたことによる。 また、石油、石油製品、石油関連の価格も18.3%増加した」と話した。 一方輸入額については、第2四半期(4月-6月)は、前四半期より2.7%増えた第1四半期よりも1.4%増加した。 今年6月までの過去1年間では3.5%増加している。 輸入額の増加はおもに、石油や石油関連が15.9%、化学肥料が50.9%、鉱物が112.7%増加したことによる。 (Source: AAP, 18/07/08 "Export prices post record surge")
07月16日2008年 メルボルンでのF1グランプリ開催はあと7年は続く−ビクトリア州

  メルボルンでのF1グランプリの開催が少なくともあと7年間続くことが決定した。 ビクトリア州政府のジョン・ブランビー首相は、「メルボルンでのF1グランプリの開催は少なくとも2015年まで続く。 来年のF1グランプリ・レースのスタート時間は夕方5時になり、世界のテレビの視聴者に喜んでもらえると思う。 メルボルンは世界の中で、このようなイベントには最適な場所である。 観光的な意味からも、経済的な意味からも適した場所である。 例えば、観光でみれば、昨年オーストラリアで最も観光で成功した州である。 この地位を維持するためにも、メルボルンでのF1グランプリの開催は必要だし、また確保する」と話した。 昨年のメルボルンでのF1グランプリの開催には3,500万ドルの税金が投入されており、ビクトリア州議会のテッド・バイリュウ野党党首は、「ブランビー首相はレースにかける経費を削減しなければならない。 メルボルンでF1グランプリが開催されるのは良いことであるが、この3年間収入は下がり、経費が増加している状況で、ブランビー首相は経費を削減する義務がある」と指摘した。 (Source: ABC, 04/07/08 "Melbourne's Grand Prix stays")

07月16日2008年 パースからシンガポールへデイリーで運航−ジェットスター航空
  ジェットスター航空は、パース空港から3番目の国際路線となるシンガポールへ、12月からデイリーで運航を開始する。 この発表は、同社がバリ路線、ジャカルタ路線を開設すると発表してから1ヶ月も経たずに行なわれた。 同社のアラン・ジョイスCEOは、「シンガポール路線は、我々の国際線拡大の一環で、アジアの関連航空会社に接続できるようになる。 パースはジェットスター航空にとって重要な空港で、アジア市場への拡大や、関連航空会社のジェットスター・アジア航空やジェットスター・パシフィック航空へと接続できる。 パース/シンガポール線は、オーストラリアで第3番目に大きな国際路線で、前年より13%も旅客数が伸びており、引き続き成長していく」と語った。 (Source: Travel Weekly, 11/07/08 "Jetstar to launch Perth-Singapore")
07月16日2008年 12月にブリスベン/ロサンゼルス路線を開設−バージンブルー航空
  バージンブルー航空は、ブリスベン/ロサンゼルス間を直行で週3便運航する計画を発表した。 この発表は今朝、クイーンズランド州政府のアナ・ブライ首相とVオーストラリア航空(バージンブルー航空の国際線部門)のゼネラル・マネージャーのスコット・スイフト氏によって行なわれた。 一方、カンタス航空は最近、ケアンズから日本への直行便の撤退を表明している。 ブライ首相は、「今回のバージンブルー航空の決定は、国際的なクイーンズランド州の観光マーケットとしての自信を示すものである」と語った。 このブリスベン/ロサンゼルス路線は12月中旬から始まり、水曜日、金曜日、日曜日に運航する。 (Source: Australian, 04/07/08 "Virgin opens Brisbane to LA route")
07月09日2008年 航空会社がシドニー空港の離発着禁止時間の撤廃を要求

  カンタス航空とシンガポール航空は、シドニー空港の離発着禁止時間(Curfew)を撤廃し、夜間でも航空機の運航が出来るように求めている。 両社は連邦政府に対し、現在の夜11時から翌朝6時までの離発着禁止時間と1時間当たり80回の離発着制限は空港の成長を妨げるものであるとして、変更を要求している。 両社は、最近の騒音が少ない航空機の導入によって、夜間の離発着禁止は必要でないと主張し、カンタス航空は出発はともかく、着陸は夜間でも認めるべきであるとしている。 このシドニー空港の離発着禁止を変更しなければ、増え続ける航空機の便数に対処するために、シドニーで第2の空港が必要となってくるとして政府に陳情書を提出した。 しかし、連邦政府のアンソニー・アルバニーズ運輸相は、「現在のシドニー空港の離発着制限システムは、周辺地域社会とうまく釣り合いが取れている。 この離発着禁止時間と1時間当たりの離発着制限の法律は、以前与野党が合意して議会で決まったものである。 これは空港周辺住民の生活を守ることと、空港の商業利用の間でうまくバランスが取れている法律である」と話した。 (Source: AAP, 07/07/08 "Qantas, SIA call for all-night flights")  

07月09日2008年 オーストラリアの貿易収支が4月に黒字になるも5月は赤字に戻る

  今日のオーストラリア統計局(ABS)の発表では、以前発表した4月の貿易赤字は今回1,200万ドルの黒字と修正され、過去6年以上で初めてオーストラリアの貿易収支が黒字となった。 これはアジア向けの鉄鉱石の価格が上がったことによるものである。 しかし、5月は再び9億6,500万ドル(季節調整済み)の赤字に戻った。 5月は燃料と消費財の輸入が大幅に増加し、好調の資源輸出も伸びたが赤字に転落した。 マーティン・ファーガソン貿易相代理は、「5月の輸入は、世界的な原油価格の高騰の影響により、商品・サービス輸入が'6%増えて228億ドルとなり、その中でも燃料が17%増加した。 資源輸出は好調で鉄鉱石、石炭、LNGなどすべてが増加し、5月は8%増えて90億ドルとなった。 しかし、世界的な景気後退と豪ドル高の中で善戦はしているものの、観光などのサービス輸出は横ばいとなった」と話した。 (Source: Media release by Martin Ferguson, Minister for Resources and Energy, Minister for Tourism and Acting Minister for Trade, 03/07/08 "Australia Posts April Trade Surplus")

07月09日2008年 オーストラリア線就航は来年以降 − ライオン・エアー
  インドネシアの格安航空会社のライオン・エアーは、オーストラリアへの就航を含めた国際線ネットワーク拡大の準備が整い、ほかの国際線航空会社を買収する計画があると発表した。 同社は、B737-900ERの機材を使用して、インドネシア国内マーケットの35%のシェアーがあるとしている。 同社のルスディ・キラナ社長は、「拡大戦略のために、我々は2005年に178機のB737-900ERを発注した。 すでにベトナムとシンガポールに就航しており、来年初めまでには香港線を開設し、その後、中国、オーストラリア、サウジアラビア、ジェッダ、リヤド、インドに就航する予定になっている。 我々はそれらの国の運輸省から運航許可を取得している。 そして、オーストラリア、タイ、マレーシアで航空会社の買収を計画している」と話した。 (Source: Aircargo Asia-Pacific, 01/07/08 "Lion Air to contest Australian market")
07月02日2008年 今月も金利の据え置きを決定 − 連邦準備銀行
  連邦準備銀行(RBA)は、政策金利をあと1ヶ月間現在の7.25%で据え置くと発表した。 今回の据え置きは、多くのエコノミストたちがすでに予想していたものであった。 昨日RBAは、5月の借り入れ額の増加は少なく、明らかに高い金利が借り入れを抑制していると発表している。 ANZ銀行のエコノミストのアレックス・ジョイナー氏は、今回の据え置きは予想されたもので、当面金利はこのままになるとしている。 (Source: ABC, 01/07/08 "Rates on hold as RBA sits tight")
07月02日2008年 ニュージーランドが景気後退に突入

  ニュージーランドの大手小売業Warehouse社が、5月の末から売り上げが低迷しているとの先週金曜日の報告が、ニュージーランド全体が景気後退に向かっているとの認識を一層広めた。 ニュージーランド統計局(SNZ)の統計では、今年の第1四半期(3月期)のGDPが0.3%減少し、その原因は農業と建設業の落ち込みが主な要因であるとしている。 第一次産業が4.1%、農業が5.6%、建設業が5.2%、製造業が1.2%減少した。 家計支出が0.4%落ち込み、2004年6月以来の減少となった。 多くのエコノミストは、第2四半期(6月期)はさらに減少すると予測している。 エコノミストのドミニック・ステファン氏は、「現在のニュージーランド経済は、1998年ほどではないが、景気後退に入っている。 しかし、第3四半期(9月期)は第2四半期(6月期)ほど悪くはならいのではないか」としている。 ウェストパック銀行は、ニュージーランドの経済は第2四半期(6月期)は悪化するものの、2009年には回復すると予想している。 (Source: AAP, 27/06/08 "Sales downturn flags NZ recession")

07月02日2008年 燃料費高騰による合併の噂を否定−カンタス航空、シンガポール航空
  カンタス航空とシンガポール航空は、燃料費の高騰で合併を検討しているのではないかとの噂を否定した。 カンタス航空のジェフ・ディクソンCEOは、「噂は間違っており、このような噂がどこから来たのか分からない。 我々はシンガポール航空とこの3年間そのような協議をしていない。 私は今年のIATAの年次総会で、シンガポール航空の最高経営責任者に挨拶はしたが、それまでの12ヶ月間は彼に会っていない」と話した。 また、ディクソンCEOは、最近行なわれた”オーストラリアで最も信頼できるブランド”調査においてカンタス航空が14位まで後退したことについても、「カンタス航空は定期的に顧客サービスの調査を行なっており、過去に例がないほどの好評を得ている。 業界で最も権威のある顧客サービスの”スカイトラックス調査”では、過去5年間連続で上位5社に入っている。  2003年から来年にかけて、空港のラウンジや航空機の内装に20億ドル以上をかけるなど、我々の商品には多くの投資をしており、我々経営者はブランドの評価は上昇していると思っている。」と反論した。 しかし、同CEOは、同社の整備士によるストライキの影響を懸念していることは認めている。 このストライキにより、国内線のフライトが欠航したり、国際線のフライトに遅延が出ている。 「このストライキは、我々経営陣や会社が始めたのではなく、労働組合によるものである。 労働組合は、『ストライキを決行するから、カンタス航空のブランドにどのようにダメージがあるか見るがいい』と言っている」と非難した。 (Source: Australian, 26/06/08 "Qantas, Singapore deny merger speculation due to fuel prices")